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守護霊のすべて

第3話 後編
神仏の使いとされる神獣、霊獣に関する霊夢

最後にこの回の締めくくりとして、私共の鑑定相談に寄せられた体験談とそれらを担当した在籍霊能者による夢の解釈事例をいくつか記載します。

実例夢01
宇田川さん・37歳・富山県在住
「旅先でふと拝んだ道端の祠。帰宅後、赤い蛇が夢に現れました」

【内容】 山陰地方へ旅行をした直後から、たびたび不可解な夢を見るようになり、またそのことに関連して気に掛かることも生じたため、思い切ってご相談させていただきました。
まずその夢の内容なのですが、人気のない山道を独りでトボトボと歩いていると、前方に苔むした石の祠が建っているのが見えて、「あ、これはきちんと拝んでご挨拶しなくては」と思い、その前で手を合わせるのですが、そうしているうちに裏手の崖から大きな赤い蛇が這い降りて来るのです。全身の肌を覆う緋色の赤が、まるで霧か霞のようにゆらゆらとたなびいていて、両眼も金色に輝き、それはもう息を飲むほどに美しいのです。
私は以前、熱帯産のカエルをペットとして飼育していたことがあって、爬虫類や両棲類は全く怖くありません。ただその蛇の現実離れした姿に目を惹かれながらも、一方では単純な恐怖とはまた違う複雑な感情が湧き上がってきます。
畏怖心とでも言えば良いのでしょうか。お寺の奥の薄暗い場所に置かれた、憤怒相の不動明王と対峙するような感覚です。その蛇に対してこちらが何か拙い対応をしたらたちまちバチが当たるような気がしてならず、それが去って行くまでただ、ただ緊張して見守るのです。やがて蛇は再び山の茂みへと姿を消し、そこでホッとして目が覚めるという繰り返しで、都合5回以上もそうした同じ夢を見続けているのです。
この夢を見るに至るにはじつは思い当たる節がありまして、先だってのレンタカーを借りての1人旅の最中、とある山中の見晴らし台から山村の景色を眺めていたのですが、その時にふと古ぼけた祠があるのが目に留まりました。色褪せて所々が破れた小さな社の屋根の下には、相当の年月が降り積もったような石組みがあって、そこに大小の石板が立っていました。そこでこちらは無意識に手を合わせ、どんな神様の祠なのか確かめようとしたのですが、石版の刻字が磨滅していて、いくら目を凝らしても判読することができませんでした。
私の夢に現れる祠は、まさにその時に見たものと全く同じ形をしているのです。もしかしたらそれを拝んでしまったことで今、何かの祟りを受けているのでは?と、ここへきて急に不安を感じ始めています。
というのもつい先日、実家から久しぶりに連絡がありまして、還暦を過ぎたばかりの父が勤め先での健康診断に引っ掛かったことを聞かされたのです。すでに地元の大学病院で精密検査を受け、その結果は来週に出ます。
祠の写真を撮っていれば良かったのですが、あいにくそれはありません。後からネットで調べたものの、山間の村の近くに建つ小祠ということもあり、有益な情報は何も得られませんでした。ですからそれがどのような経緯で建立され、どういう神様が祀られているのかといったことはいまだに分からないのです。霊能者の先生のお力で、あの祠の正体と私が見ている蛇の夢との関係を調べていただくことはできないでしょうか。

【解釈】
人間誰しも就寝中に夢を見るわけですが、内容が寸分も違わない夢を日をおいて再び見たことがある方は、果たしてどれだけいるでしょうか。ましてやそれが3度、4度と続くのは、その時点で既に尋常な事態ではありません。しかも正体不明の神祠が関係していることですから、不安を感じるのももっともだと思いました。
さっそく霊視させていただいたところ、意外な真相が明らかとなりました。結論から先に申し上げると、その神祠は相談者に祟っているのではなく、逆に庇護していたことが分かったのです。
日本国内で路傍の祠と言えば、大抵は地蔵か稲荷、さもなければ庚申 (こうじん) か道祖神 (どうそじん) が大半ですから、お話を伺う最中にそのいずれかではないかと見当を付けていたのですが案の定、私の霊眼に映ったのは江戸の中期に建立されたと思しき古い庚申塚でした。 庚神というのは正式には青面金剛明王 (しょうめんこんごうみょうおう) という名の夜叉神 (やしゃしん) で、仏教の護法神のパンテオンの中では帝釈天の侍神とされているのですが、元々は中国の道教に発祥する神、あるいは軍荼利明王 (ぐんだりみょうおう) から派生した像形という説もあります。我が国では17世紀頃から民間に広がった庚神待 (こうじんまち) の行事で祀られる本尊とされ、疫病除けや延命長寿の御利益があると伝えられています。
また、その像形は四臂や六臂の複数の手にそれぞれ法具と武具を携え、足下に邪鬼を踏みつけた姿として描かれるのですが、農村部などでは石板にただ「庚神」の文字が刻まれただけの簡素な塚も多く、経年による風化で文字が消えてしまうと、何が祀られた祠なのか分からなくなる事態も起こりえます。相談者が祭神不詳とおっしゃっていたのも、そういうことであろうと思われました。
こうした由来を持つ神が相談者を守護している気配が感じ取れたわけですが、じつは青面金剛の神像の頭部には炎を表す真紅の蛇が巻き付いており、夢に現れていた大きな蛇というのがそれと同じものであることも分かりました。恐らく連日の夢を通して、この方の父親の健康に問題があることを、神様が繰り返して知らせてくれていたのでしょう。
その後、父親は消化器系統に重大な疾患が見つかって急遽、患部を切除する手術を受けましたが、術後の経過は極めて良好で、医師も驚くほど急速に回復したと伺っています。またこれを境にして、赤い蛇の夢を見なくなったともおっしゃっていました。
ただ1度拝んだだけの行きずりの神様が、ただそれだけでわざわざ人を守ってくれるのか?と、そんな違和感を覚える方もおられるかもしれません。しかし、こうした例は往々にしてあり、とくに当人の先祖筋、または自身の過去世において同じ神仏に帰依していた痕跡が見られる場合にはよく起こります。言わば、神様や御仏と人間側の霊魂記憶とのシンクロ現象です。
この相談者のケースでは、かつて父方の先祖筋が当時の菩提寺との関係で帝釈天を信仰していたこと。またそれに伴って、地元の庚神講を取り仕切っていた過去などが霊視できました。また今後も本人を含めた家族一同をお守りいただけるという庚申様のご意向も確認しましたので、お住まいから近い場所で帝釈天を本尊とする寺院を探して定期的にお参りされることをお勧めしておきました。そうした寺院には大抵、庚神の祠も置かれていますので、ご加護へのお礼とともにお花やお線香を供すれば、今後ますます厄除けと無病息災のご利益にあずかれるはずです。

実例夢02
佐千江さん・60歳・福島県在住
「全身金色の尾長鶏 (おながどり) が人間の言葉で『夜明けぞよ!』と叫び・・・・・」

【内容】 先の天災で長年住んでいた家を失って以来、県が用意してくれた応急仮設住宅で暮らしてきたのですがこの度、元の住所とは別の土地に新築の家屋を建てることができました。東京の企業に勤めている息子と娘からの資金援助でようやく念願が叶ったのですが、そこに至る過程で不思議な夢を見たのです。
その夢の中で私は、森閑とした木々の茂みの中にいました。四方には杉の巨木がそびえ立って行く手を塞ぎ、私がいる辺りだけがわずかばかりの野原になっているという不思議な場所だったのですが、そこでさらに不思議なことが起きました。日差しが遮られた薄暗がりの中で不安な気持ちを覚えていると、急に頭上から光の球のような物体が降りてきたのです。
その球の中には、1羽の大きな鶏の姿がありました。全身が金色に輝く、見るからに神々しい尾長鶏で、思わずうっとりと見とれてしまったのですが、それがいきなり鶏冠の頭もたげて天に向かって鳴き声を発しました。しかも、それはコケコッコーッという鳥の声ではなく、人間の女性の声と言葉に聞こえました。
「夜明けぞよ!夜明けぞよ!夜明けぞよ!」と、その金鶏が3度大きく叫び声を上げると、とたんに周囲が明るくなりました。やがて眩さで目が開かなくなり、それでも何とか様子を見ようと必死に瞼を広げているうちに、唐突に眠りから引き戻されました。
夢の最後の方では森の風景が消えて、白い光の渦に巻き込まれていたような気もしますが、ともかくこれを見た直後、東京に住む子供たちから続けざまに朗報がもたらされ、そのおかげで自宅の再建の目処が立ったのです。
まず、長女からは交際中の男性と婚約するという話を聞かされました。その相手というのが中規模の会社経営者の子息で、いわゆる玉の輿に乗った形でした。続いて金融関係に勤めていた長男からも連絡をもらい、初めから役付という前提で外資系の大手企業に引き抜かれたと告げられました。年俸が倍近くに増えると聞き、さらに「近くまとまった金額を振り込むから、それも合わせて実家を再建して欲しい」と言われ、夫と共に涙が止まりませんでした。少々大げさかもしれませんが、若い人たちは正社員になることすらままならないこの世知辛い世の中で、まさに奇跡のようなことが起きたのだと実感しました。
私が見た夢のこともあり、どこかの神様が助けてくださったとしか思えないのですが、実際のところはどうなのでしょう。我が家は義父母の代からたまに墓参りをするといった程度の信心で、夫婦共とくに何か特別な宗教を信仰するといったことは一切なく、むしろ夫は理系アタマの無神論者なのです。このような者でも、神様や仏様が助けてくださるということはあるのでしょうか。

【解釈】
日本神話に登場する、常世の長鳴き鳥を夢に見たという事例です。前々項でも述べましたが、鶏は天照大神に代表される天津神、あるいはその子孫に当たる天孫の現人神 (あらわひとがみ) の使いとなることが多く、この相談を受けた際にもそうした形跡を濃厚に感じました。
相談者ご自身の血筋に伊勢神宮、とくに内宮の皇大神宮との間の深い関係が存在することが、霊視を通じて明らかとなったのですが。これについて説明すると非常に長い話となってしまうので、ここでは細かい経緯は割愛させていただきますが、いわば遠い先祖の遺徳を受けて子孫に福徳がもたらされたという形です。
この女性の家系のルーツというのはじつは非常に発祥が古く、中世以降には関東以北へ移住したようですが、それ以前は伊勢国に根を張っていた豪族の流れを汲む一族でした。五十鈴川の川上に元々の皇大神宮 (元伊勢の宮) を創建した倭姫命 (やまとひめのみこと) とも関わりがあり、恐らくはその頃に生じた神縁が今に甦り、大変稀少な吉祥夢に遭遇したのだろうと推察いたしました。
この神縁が発動したきっかけは、東京住まいの長女という方が伊勢志摩地方への旅行の際にたまたま伊勢神宮を参拝したことにあるようでした。子孫の血に潜む親しき波動にあちらが感応して眷属が遣わされ、一家の中でたまたま霊感が強かった母親、つまり相談者の女性がそれを夢に見たということではないかと思われます。
ご主人は無神論者とのことですが、この奇瑞に関しては婚家の血筋は無関係ですので、良くも悪くも影響はありません。神様を信じる信じないはひとまずおいて、天照大神もしくは天孫の神々を祀る近くのお社へ、ご夫婦揃ってお礼のご挨拶に行くべきですと申し添えておきました。

実例夢03
YSさん・34歳・神奈川県在住
「美しいクロアゲハが我が家に入り込む夢」

【内容】
郷里の母が見た夢の話です。 3年前に父方の祖父が亡くなり、私も葬儀のために帰省したのですが、そこで仏様の棺を前にして途方に暮れている両親を目にしました。父の話によると祖父は生前、サラ金業者に数百万の借金をしていて、それでも本人が年金の中から少しずつコツコツと返していたため、同居していた父母ともに全く気づかなかったというのです。
土地家屋の相続を含めて諸々の遺産を引き継がなくてはいけないため、その借金も必然的に父が背負うことになってしまい、そのせいで自分たちの老後に貯めたお金が減ってしまうと怒り半分に嘆いていました。また借りたお金は全てパチンコや競馬、競輪などの遊興費に消えていたようで、祖父のギャンブル好きは孫の私も気づいていたのですが、まさか借金までして入れあげていたとは思わず、肉親を失った悲しみも吹き飛んでひたすら開いた口が塞がりませんでした。
「もう、家を売っちまうか。大した金にはならんけど、ジイさんの借金を返しても多少のお釣りはくるだろうから」
お墓で納骨を済ませた直後、父は空を仰ぎながら吐き捨てるようにつぶやいていたのですがその後、このお金の返済の問題が予想もしない展開となったのです。
葬儀を終えてしばらくした頃、母からいきなり「おじいちゃんが残した借金を一括返済した」との連絡がありました。「死亡保険が下りたのか」と訊くと「そうじゃない」と即座に言われ、「どうやって工面したの?」と重ねて訊ねると「夢のお告げに従った」と、平然とした声で言うわけです。母の説明はこうでした。

【四十九日が過ぎた晩、とてもリアルな夢を見た。庭から取り込んだ洗濯物を居間で畳んでいたところ、わずかに開いたサッシをすり抜けてアゲハチョウが室内へ飛び込んできた。青くて美しい紋様が浮かんだ鳥のように大きなクロアゲハで、それはひらひらと舞いながら母の頭上を旋回した後、ついて来いとばかりに廊下へ飛び去った。
すぐに後を追いかけると、今度は祖父が寝起きしていた仏間へ飛び込み、仏壇の横にある押し入れの戸にフワリと留まって羽を休めた。「ここを開けて」と蝶に言われた気がしてそっと戸を引くと、それはまた舞い上がり、今度は押し入れの天井に移動した。】

さてはそこに何かあるのかと勘づいた母が自分も押し入れの上段に上がり、蝶が留まったままの板をそっと押し上げたところ、屋根裏に続く隙間から五色の光が差し込んできて、驚いて目を覚ましたとのことでした。
母は起き上がるなり、仏間へ直行しました。そして夢で見た通りに押し入れの天井板を動かすと、そこには黒い文箱が隠されていました。あわてて寝ている父を起こして一緒に蓋を開けてみると、中には証券類やら小口預金の通帳やらがびっしりと詰め込まれていたそうです。 「おばあちゃんが生きていた頃に、こっそりとそこに置いておいたモノみたいなの。さすがのおじいちゃんも気がつかなかったのね。おかげで肩の荷が降りたわよ!」と、興奮気味に話していました。
祖父よりも2年ほど先にこの世を去った祖母は、その夫とは正反対の倹約家でした。最期は持病が悪化して亡くなったのですが、かなり前からその箱を密かに隠し続けていたのではないかと父は推測しています。その証拠に銀行や証券口座の名義は全て父になっており、「生前、貯めに貯めたへそくりを俺への遺産のつもりで残したんじゃないか」と涙まじりに話しています。すでに追加の税申告も済ませ、祖父の借金を完済した後もまだかなりの額が残っており今、両親はそれを使って家をリフォームする計画を立てています。

【解釈】
こちらは別件でご相談いただいた主婦の方から、「そういえば最近、こういうこともあった」という前置きとともに伺った話です。昔から人の魂は蝶に変化してこの世に舞い戻るという言い伝えもあり、このご家族の皆さんも夢に現れたアゲハチョウを祖母の魂が転生した姿として受け止めていたようです。ただ実際に霊視してみると、そうした想像とは少々異なった事実が見えてきました。
このご実家の近くには古い歴史を有する浅間神社があるのですが、そこのご祭神である木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと) のさらに眷属に当たる霊神の一柱が、蝶の形となって遣わされたということが分かったのです。地元の出身である相談者の祖母は生まれながらにその浅間社との縁が非常に深く、長じてからも産土神(うぶすながみ)として篤く信仰してお参りを続け、毎年の祭礼行事などの際にも祖父母夫婦が地域の世話役などを務めていた時期があったそうです。こうした長年のご奉仕に神様が報いてくださって、霊夢という形で助け船を出されたのではないかと推察しました。
浅間社の眷属というと一般には猿が知られていますが、そのこととはまた別に一部の国津神、とくに内陸部の野山に祀られることが多い女性神の神格は、クロアゲハやトンボなどを神使として用いることがあります。よく聞く話は木花咲耶姫命、磐長姫命 (いわながひめのみこと)、あるいは白山姫命 (しらやまひめのみこと) など山の神の系譜に連なる姫神を主祭神とするお宮へ伺うと、どこからともなく優美なクロアゲハが舞い飛んでくるというもので、そこに鎮まられている神様が参拝者を歓迎しているサインの代表例として知られています。この実例もそれに該当するもので、故人の実の息子である父親ではなく、同じ女性の母親をあえて選び、夢を通してお告げを伝えたということなのでしょう。その辺りにも、「私が遣わした使者ですよ」という木花咲耶姫命からの温かいメッセージが窺えるような気がしました。

実例夢04
トキメキさん・29歳・東京都在住
「大空を舞う、細長いタスキみたいな物体の夢。アレは一体なんだったのでしょうか?」

【内容】
弦さんで鑑定していただくのは今回が初めてです。HPで連載されている、夢を解説するコーナーに興味を持ってお電話させていただきました。つい最近、とても変わった夢を見まして、ぜひその解釈をお願いしたいのです。もし、何か素敵なことが起きる前触れだったら良いのですが。 この夢を見たのは今から3ヶ月前のことです。勤め先で開催された研修会に参加して、その宿泊先の旅館で寝ている時に見ました。
それでちょっと前置きがあるのですが、この合宿セミナーというのは元々、社長の肝いりで行われるようになったもので、通常の専門分野の講師の他に僧侶とか神職の方がとして招かれることがあって、いわばビジネスマンとしての人格修養を兼ねた内容になっています。毎年の研修地にも有名な神社やお寺の近くが選ばれて、プログラムのスケジュールにはそこの場所への参拝が組み込まれているのです。
今年の合宿地は箱根で、セミナーの合間に箱根神社とその近くに点在する九頭龍神社や白龍神社にお参りしました。ですからそういうご縁もあって、大吉夢と言われている龍の夢を見ることができたのではないかと密かに期待しているのですが、その一方で実際に夢に現れたモノがかなり微妙な姿形をしていたので、霊能者の先生であれば正しく判断してくれるのではないかと考えまして・・・・・。
夢の内容自体は至ってシンプルで、私が草の緑に覆われた小高い丘のような場所に立っているとその空のはるか彼方から何かが近づいてくるのが見えたのです。初めは巨大な飛行機だと思いましたが、それとの距離が縮まるにつれて形が人工の機体とはまるで違っていて、飛び方もかなり不規則であると分かりました。
全体が均一に細長くて立体感があまりなくて、色は黄緑と青と黒の3色が混じり合っている感じで、身近な道具や物に例えると、モノスゴク長くて大きなタスキのような布でしょうか。それがその先頭から最後尾まで絶えずグルグルと回転しながら、上空を舞い飛んでいるようでした。やがてその物体は私の頭上近くまで来ると、激しく旋回し続けたまま少しずつ大気に溶けるようにして消えてしまいました。
アレは一体、何だったのでしょうか。龍との共通点と言えばまず空を飛んでいたこと、全体がとても長かったこと、そして色合いも何となくそんな感じだったことくらいです。でも先頭の部分には龍に特有の頭も角も見えなかったし、鉤爪 (かぎづめ) が生えた足のようなモノもなかったし正直、贔屓目に見積もっても巨大で平たい蛇かミミズという印象でした。
じつは私は今、色々と懸案を抱えているのです。と言ってもトラブルめいたネガティブなことではなくて、将来を決める大切な時期と言いますか・・・・・。
一番気になるのは今年の人事異動です。もし、それで昇進が決まると未来の重役を含めた幹部候補への道が開けます。それと今、交際している相手とこのまま結婚するかどうかも思案中で、向こうは自分がかなり忙しい仕事に就いていることもあって、私がフルタイムで働き続けることにあまり良い顔をしていないのです。あとはここ数年、体調を崩している実家の母のことも心配です。どうか、先生のご意見を聞かせてください。

【解釈】
「自分が見た夢は吉夢か、はたまた凶夢か?」夢とは全く関係のない相談事の最中にも、お客様からそうした質問を投げかけられることが良くあります。毎夜見る夢の吉凶にこだわる人はそれほど多いということなのですが、富士山や宝船と並んで吉夢の代表格とされている龍の夢の場合、その姿の細部まできちんと見えたという方は非常に稀で、大半はこの相談者のように「掴み所のない曖昧な形姿であった」とお話しされます。
そもそも日本人に馴染み深い龍体の全姿というのは、古代中国で確立された龍のイメージに基づいており、頭部がラクダ、角は鹿、耳は牛、うなじから胴体までは蛇、全身の鱗は鯉、さらに手足の掌は虎、脚の爪は鷹、両眼は鬼・・・・・という具合に、架空と実在を織り交ぜた様々な生き物のキメラ的な存在です。
さらにその源流をたどればインド神話のナーガ神、つまり蛇神として崇拝されていた神々に由来し、後に仏教に取り入れられて八大龍王となり、中でも九頭龍王の名で知られるヴァースキ神の意匠が中華文化圏へ流入して上記のような変化を遂げていったと考えられています。 龍に限らず、神々も御仏もそれ自体は高度な意志を有する波動エネルギーです。色即是空の言葉通り、本来は色も形もありません。それが特定の姿に見えるのは、人間側が五官の想像力を働かせてそのように解釈しているからなのですが、それでもやはり見え方には一定の法則性があるわけです。この辺の事情についてあえて矛盾を含んだ表現をするならば、「神なら神、仏なら仏で定番の姿形を有するが、それを突きつめるといずれも人間側の錯覚や思い込みに過ぎない」とでも言えば良いでしょうか。
ですから、もし龍がその細部に至るまで古来伝わるイメージに適った姿で現れ、しかも生き生きと躍動している様子であれば、それはそれで吉祥の極みと言えるのですが、逆にそうではないからといって即、「神仏から遣わされた眷属の夢ではない」と断定するのも早計ということになります。とくに私たち霊能者は龍神の存在に関して、「螺旋 (らせん) を描いて流動する強烈なエネルギー体」として感得することが多く、その意味ではこの相談者が夢に見た姿の方が、むしろ本来の龍体に近いとも言えるのです。
なお、当ケースを霊視して明らかとなったのは、箱根の九頭龍神が発する波動の影響を受け、この女性がエネルギー体としての龍を垣間見たのであろうということでした。そこに神縁と呼べるほどの強い絆は見出せませんでしたが、少なくとも単なる印象夢ではありませんし、何らかの吉祥を告げていることは間違いなく、「具体的に何がどうこうということまでは言えないものの、万事良い方向へ向かうはずです」と申し上げました。
すると、その後しばらくしてから再び近況の報告をいただき、昇進、結婚共に理想通りの形になって、とても充実した毎日を送っておられるとのことでした。心配だった母親の体調も安定しているそうで、やはり龍の霊夢は大きな福徳をもたらすのだと、こちらもあらためて実感しました。